名刺印刷の歴史や現在での使われ方

名刺は、1800年ほど前から中国で使われていたと言われています。
中国の三国時代の武将の墓から発見されたものが、現在では最古のものとされています。
ヨーロッパでも中世になると、使われるようになりました。
訪問先で、家人が留守をしていた場合に、自分が訪ねてきたという証拠を残しておくために、名刺を置いて帰るという習慣があったのです。
日本でもやはり、江戸時代には同じように留守宅に置いて帰るという使われ方をしていました。
とはいえ、当時は印刷されているものではなく、直筆で名前を書いた紙が使われていました。
印刷されるようになったのは、江戸時代末期から明治時代にかけてです。
異国とのやりとりや社交界での付き合いが活発になってくると、多くの枚数の名刺が必要になってきたため、印刷で大量生産されるようになったのです。
また、印字の方が相手にとって読みやすいからという理由もあります。
現在ではもっぱら、仕事の場での挨拶に使われるようになっています。
自己紹介にかける時間を省き、すぐに商談に入るために活用されています。

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